「サンクスカード」とは、仕事仲間に対する感謝の気持ちを名刺サイズのカードに書き、送り合う制度です。
「ありがとうカード」「サンキューカード」「グッジョブカード」等とも呼ばれています。
サンクスカード制度を導入することで、職場に感謝の気持ちを送り合う良い文化が根付き、社員同士のコミュニケーションが活性化され、職場の雰囲気が良くなり新入社員の離職率の低下にも役立ちます。
また、モチベーションや生産性の向上などのメリットも得られるため、これまで職場の人間関係で悩んでいた企業が次々とサンクスカードを導入し、効果を上げてきました。
日本を代表する大手企業でも、積極的に導入されてきた歴史があります。
そんな大注目のサンクスカードですが、紙媒体で運用する場合には印刷コストや配布コストがかかり、それなりのコストが発生することになります。
この記事では、サンクスカードの導入コストや運用コストについて詳しく解説します。
サンクスカードにかかるコストとは? ・サンクスカード用の紙のコスト ・サンクスカード集計に関わるコスト ・サンクスカード流通に関わるコスト ・サンクスカードの啓発に関わるコスト サンクスカードアプリでコストを大幅削減しましょう! 弊社開発の「サンクスカードアプリ」なら低コストで運用可能! |
サンクスカードにかかるコストと聞いて思い浮かぶのは、やはり「紙」のコストではないでしょうか?
しかし、単純に紙だけのコストで済む場合もありますが、それだと導入がうまくいかず、仕組みとして定着しないなどの問題が発生することがあります。
サンクスカードを活用し永く賞賛文化として定着させるためには、以下のようなコストが発生します。
・サンクスカード用の紙のコスト
・サンクスカード集計に関わるコスト
・サンクスカード流通に関わるコスト
・サンクスカードの啓発に関わるコスト
特に、サンクスカードを導入した後の集計や流通に関するコストは見落としがちですが、必要なコストと言えます。また、サンクスカードの効果をより上げるためには、啓発コストも必要です。
ここからは、それぞれのコストについて詳しく解説していきます。
サンクスカードは、紙に感謝の気持ちを書いて仕事仲間に渡す制度です。
そんな感謝の気持ちを伝えるのに、失敗したコピー用紙の裏紙などでは、あまりにも味気ないですよね。
折角の心を込めた感謝の気持ちを伝えるのであれば、専用の紙を用意して運用する方が定着も早くなります。
折角ですので、自分たちでサンクスカードのフレームをデザインして、名刺大のサイズに切り取って運用してみるのが良いでしょう。
ただそうなると、サンクスカードの紙代や印刷代などのコストが発生します
例えば、社員数が100人で1人あたり1週間に1枚のサンクスカードを送る場合、年間で約5200枚のカードが必要となります。印刷コストを1枚10円とした場合、年間の印刷コストは52,000円になります。
このようなコストを抑えるために、サンクスカードの台紙作成を外注する方法もあります。名刺大のサイズでお願いすると、1枚数円から印刷が可能なところもありますが、外注したとしても紙に関わるコストは少なからず発生します。
また、サンクスカードを手渡しで配布する場合、配布にかかる時間や労力もかかることがあります。
サンクスカードという仕組みは単純に感謝の気持ちを伝えて終わりではありません。
目標設定や人事評価制度と組み合わせて、定着させていくパターンがほとんどです。
このような場合、「サンクスカードの集計作業」が必要になります。
紙媒体で運用する場合、サンクスカードの枚数を数えるためにアナログな方法を取らざるを得ず、その分人件費というコストが発生してきます。
また、サンクスカードの流通枚数が多くなればなるほど、集計作業にかかる時間も増加していきます。
つまり、サンクスカードの仕組みがうまくいけばいくほど、集計に関わるコストも増えていくことになります。
以前、弊社でも月間2000枚のサンクスカードが流通していた時期がありました。その時は3人がかりで数時間に及んで集計をしていたことがあります。
また数え間違いなどのミスがあり、とても大変だったなと、筆者は今でもよく覚えています。
サンクスカードは感謝の気持ちを伝えるために、書いた後に相手に手渡すことで使用されるツールです。
ただ、同じオフィスで働いている場合は手渡しで済みますが、遠方にいる人には宅配便や郵便などのサービスを利用する必要があります。
また、新型コロナウイルスの影響でテレワークが増えた現在では、同僚と直接会う機会が減り、更にこのようなサービスを利用する機会も増えています。
そのため、サンクスカードを社内で広く流通させるためには、配送料や配達料金が必要になります。企業によっては、複数の拠点を有する場合や、テレワークを推進する場合、それぞれに負担するコストが発生する可能性があります。
先にも述べましたが、サンクスカードを導入しただけでは、うまく定着しない場合があります。
「サンクスカードを積極的にたくさん書いてみてくださいね」と社員に伝えても、
書くことが面倒だったり、感謝することがないと思っていたり、恥ずかしいと感じたりする社員もいます。色々な理由で書かない方がいるのも事実です。
結果的にサンクスカードを導入はしたものの、うまく定着しなかったというご相談もよくいただきます。
定着させるためにはサンクスカードを書いてもらうことを社内啓発するための仕組みが必要になります。
例えばですが、株式会社武蔵野(東京都)様は、以下のような仕組みを設けています。
月に5枚以上書くと、500円がもらえる。
一般社員は月10枚、管理職は月20枚以上出さなければ努力文。
年間でサンクスカードを「最もたくさん書いた人」と「最もたくさんもらった人」を表彰されるそうです。
こうした仕組みを設けることで、サンクスカードの流通枚数が増えそうですが、その分、社内啓発に関わるコストがかかってきます。目標枚数達成時の表彰式に関するコストなどがあるからです。
ここまで、サンクスカード導入・運用にかかる様々なコストについてご紹介してきました。
サンクスカードの導入は社内のコミュニケーション活性化に有効的なことは分かるけれどもコストが思ったよりもかかりそう・・・。
そんなご心配のある企業様には、紙のサンクスカードではなく、デジタル化した「アプリ版」の導入をお勧めしています。
デジタル化により、サンクスカード導入・運用にかかるコストの一部を大幅に削減できるからです。
【紙のコスト削減】
デジタル化されたサンクスカードアプリであれば、まず紙が不要です。
そのため紙のコストはかからなくなります。
【集計コスト削減】
次に集計。これもデジタル化されているということであれば、人が集計する必要性はありません。機械的に集計できる機能が備わったサンクスカードアプリがお勧めです。
【流通コスト削減】
そして流通コスト。こちらもサンクスカードアプリであれば、デジタル化されているのでデータでやり取りが可能です。インターネット環境と仕事で使っているPC・スマホ・タブレットなどのデバイスさえあれば流通にかかわるコストは発生しないでしょう。
一方で、社内啓発に関するコストはデジタル化したことでは解決されません。
反対に、ここにはしっかりとコストをかけていただくことで、社内での流通枚数というのは増加し、社内コミュニケーション活性化の効果が出るでしょう。
デジタル化したとしても大切なのは、社内で流通枚数を増やすための仕組みになります。ここにはコストをかけていきましょう。
上記でご説明した通り、サンクスカードをデジタル化することで様々なコストを抑えることができるようになります。
ただ、そもそもデジタル化のために多額の開発コストをかけていたのでは本末転倒です。実際、サンクスカードをデジタル化したシステムを一から作ろうと思うと、かなりの開発コストがかかることが容易に想像できます。
そこでお勧めなのが弊社の「サンクスカードアプリ」です。弊社エヌエスケーケーのサンクスカードアプリは、機能をとことんシンプルにし導入コストを極限まで抑えたアプリケーションです。
1人あたり100円の破格の価格設定で、安くてもサンクスカードに関する機能は充実しています。特にサンクスカードアプリでは「手書き」に力を入れています。
感謝の気持ちを伝える時に、キーボードで打たれた文字と、手書きの文字だったらどちらの方が気持ちは伝わりますか?
大切なのは流通枚数を増やすことだけではありません。感謝の気持ちを伝えてコミュニケーションを活性化することが大切です。気持ちが伝わってはじめてサンクスカードの意味が出てくるのではないでしょうか?
弊社のサンクスカードアプリであれば、従来の紙での運用のように、手書きならではのぬくもり・気持ちを伝えるという良さも守られます。
エヌエスケーケーでは導入コストや運用コストを抑えつつ、サンクスカードが運用できるサンクスカードアプリを提供しております。
サンクスカードアプリ導入のメリットやアプリの機能がわかるページをご用意しておりますのでぜひご覧くださいませ!
価格についての詳細は、弊社スタッフにお気軽にお問い合わせくださいませ!
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2013年11月5日 制定
株式会社エヌエスケーケー
代表取締役社長