最近、自社の社員がどこか元気がない、積極性や活気が薄れてきていると感じることはありませんか。
また、採用してもなかなか人が定着せず、離職が続いてしまうと悩んでいませんか。
こうした問題を解決するカギとして、いま注目されているのがワークエンゲージメントです。
ワークエンゲージメントとは、従業員が仕事に対してポジティブで充実した心理状態にあることを指します。
具体的には、仕事にやりがいや誇りを感じ、熱心に取り組み、仕事から活力を得ている状態です。
オランダのユトレヒト大学の教授によって提唱されたこの概念は、「熱意」「没頭」「活力」の3つの要素で特徴づけられ、シンプルに言えば「働きがいがある状態」とも言い換えられます。
実際にワークエンゲージメントが高い従業員は、自社や仕事に対する信頼や愛着が強く、自発的に業務に取り組み、積極的に会社の目標達成に貢献しようとします。
そのため、企業においてはワークエンゲージメントを高めることが、生産性向上や離職率の低下など、組織パフォーマンスの改善に直結する重要な経営課題となっています。
しかし、多くの企業では「社員が仕事に愛着を持てない」「情熱を感じていない」といった問題を抱えているのが現状です。
こうした課題に対して、具体的にどのような取り組みを行えば、従業員がもっと仕事にやりがいを感じ、生き生きと働ける職場をつくれるのでしょうか。
そのヒントは、職場に「感謝」の文化を根付かせることにあります。
本記事では、ワークエンゲージメント向上に欠かせない「感謝」の文化がなぜ重要なのかを掘り下げ、実際の企業事例を交えながら詳しく解説します。
ぜひ最後までご覧いただき、貴社の組織活性化にお役立てください。
■職場におけるワークエンゲージメントの重要性とは? ■感謝の文化がワークエンゲージメントを高める理由とは? ■サンクスカードアプリが「働きがい」を引き出す理由とは? |
そもそも、ワークエンゲージメントが高い職場と低い職場では、具体的に何が違うのでしょうか。
まず、ワークエンゲージメントが高い職場では、社員一人ひとりが仕事に主体的に取り組み、積極的な意見交換や協力が日常的に行われています。
仕事に対する情熱や誇りを持っているため、チームの結束力も強く、互いに助け合う関係性が自然に生まれます。
その結果、職場の生産性が高まり、新しいアイデアが次々と生まれるなど、組織の競争力を高めることにつながります。
また、こうした職場環境では、社員が自分の働きがしっかり評価されていると感じることができます。
そのため、「この会社でずっと働きたい」という定着意識が高まり、離職率も自然と低下します。 経営層にとっては、採用や教育コストが削減されるというメリットもあるのです。
一方で、ワークエンゲージメントが低い職場では、社員が受動的な働き方をしてしまいがちです。
指示がないと動かない、最低限の仕事しかしないといった消極的な姿勢が見られます。
このような職場では、コミュニケーションも希薄になり、他者を助けたり、新しいことに挑戦したりといった行動が起こりにくくなります。
さらに、仕事に対するモチベーションが低いために、社員が仕事への意義を見いだせず、結果として優秀な人材ほど会社を離れてしまいます。
離職が相次げば、組織のノウハウが失われ、生産性も下がり、企業の競争力はますます低下します。
このように、ワークエンゲージメントは単なる理想論ではなく、企業の業績や組織の存続に直結する重要な課題なのです。
では、実際にワークエンゲージメントを高めていくために、経営層や管理職はどのような具体的なアクションを取ればよいのでしょうか。
そのポイントとなるのが「感謝の文化」を職場に浸透させることです。
次のセクションでは、なぜ「感謝」がワークエンゲージメントを高めるのか、その理由を詳しくご紹介します。
ワークエンゲージメントを高める重要な要素として、近年注目されているのが職場における「感謝」の文化です。
ではなぜ、感謝がワークエンゲージメントを向上させるのか、その仕組みについて詳しく見ていきましょう。
【1】仕事の意義ややりがいを実感できる
人は、自分の仕事が誰かの役に立ち、評価されていると感じると、仕事への意義ややりがいを強く感じます。
感謝の言葉をかけられることにより、自分の仕事が周囲にどのような貢献をしているのかを明確に意識できるようになります。
これにより、「自分の仕事は意味がある」と感じられ、仕事への熱意が高まります。
【2】仕事への没頭を促す
感謝されることが日常的に起こる職場では、従業員は自分の取り組みや成果を認められたと感じ、仕事に対する集中力が高まります。
自分の仕事が評価されているという認識が、より質の高い仕事をしようという姿勢につながり、業務への没頭を促します。
その結果、業務パフォーマンスが向上し、仕事に対する充実感も増していくのです。
【3】活力が生まれポジティブな職場環境になる
感謝の文化が根付いた職場は、従業員同士の良好な人間関係が構築されやすくなります。
感謝の言葉が日々飛び交う職場では、社員が前向きな気持ちになり、職場全体の雰囲気が明るくなります。
ポジティブな職場環境は、社員一人ひとりの活力を生み出し、自然に仕事への意欲が高まるため、ワークエンゲージメントが向上するのです。
しかし、「感謝の文化を根付かせたい」と考えても、具体的な方法がわからないと悩む経営層の方も少なくありません。
日々の業務が忙しい中で、どのようにして職場内での感謝を促せばよいのでしょうか。
そこで次のセクションでは、職場における感謝の文化を自然な形で浸透させることができる具体的な方法として、「サンクスカードアプリ」を詳しくご紹介いたします。
ここまで、職場における感謝の文化がワークエンゲージメント向上に大きく寄与する理由を説明してきました。
では、具体的にどのように職場に感謝の文化を浸透させればよいのでしょうか。
そこで注目されているのが、「サンクスカードアプリ」です。
サンクスカードとは、社員同士が感謝の気持ちをカードに書いて贈り合う取り組みですが、
このサンクスカードをデジタル化したものが、エヌエスケーケーが提供するサンクスカードアプリです。
従来の紙のカードと違い、デジタルツールとして提供されることで、より手軽で継続しやすく、社内での感謝の循環が自然と広がります。
それではなぜ、このサンクスカードアプリがワークエンゲージメント向上につながるのか、その主な理由を詳しくご紹介します。
【1】気軽で使いやすいからこそ継続的に利用できる
紙のサンクスカードでは、書いて渡すまでに手間がかかり、習慣化が難しいという課題がありました。
しかしサンクスカードアプリなら、スマートフォンやパソコンを使って短時間で気軽に感謝のメッセージを送れます。
直感的に操作できるように設計されており、どの世代の従業員にも抵抗なく日常的に利用されるため、感謝を伝える習慣が定着しやすくなります。
継続的に感謝が交わされることで、仕事に対するやりがいや意義を感じやすくなり、ワークエンゲージメントが高まります。
【2】部署や距離を超えて感謝が伝わり、職場の一体感が高まる
サンクスカードアプリはオンライン環境での利用が前提のため、部署間や拠点間、リモートワークといった物理的な距離を超えて感謝を送り合えます。
特にリモートワークが進む現代においては、顔を合わせる機会の少ない社員間のコミュニケーションが希薄になることも多く、この課題を解決するための有効なツールとなります。
普段なかなか接点がない他部署の社員同士でも、アプリを通じて気軽に感謝を伝え合うことで、職場全体に一体感が生まれ、互いに協力し合う気風が強まります。
【3】個々の働きが認められ、仕事への意欲が増す
サンクスカードアプリでは、誰がどのような場面で感謝を受け取ったかが自動で記録されます。
これにより、普段目に見えにくい従業員一人ひとりの貢献や努力が社内で共有され、認知されるようになります。
今まであまり評価されていなかった細かな貢献や日々の努力が可視化されることで、社員は自分の仕事がきちんと評価されていると実感できます。
その結果、仕事への熱意や活力が高まり、ワークエンゲージメントが向上していくのです。
【4】感謝を起点にポジティブな循環が生まれる
感謝の気持ちを受け取った社員は、「自分も誰かに感謝を送りたい」というポジティブな感情を持ちやすくなります。
こうした良い感情が連鎖的に広がり、職場全体で互いに感謝を伝え合う文化が自然と形成されます。
感謝の連鎖が定着すると、社員の仕事に対するモチベーションや積極性が向上し、仕事への没頭や情熱がさらに深まり、ワークエンゲージメントが継続的に高まっていきます。
このように、サンクスカードアプリは単なる「感謝を伝えるツール」以上の効果を職場にもたらします。
仕事に対するやりがいを育み、社員が積極的に業務に取り組める環境を整えることで、職場全体のワークエンゲージメント向上に役立つのです。
ワークエンゲージメントを高めることは、社員が自分の仕事に対して積極的に取り組み、意欲的に業務に向き合うための重要な要素です。
社員がイキイキと働く職場では、生産性が向上し、チームワークや結束力も高まります。
結果的に、組織の競争力や企業の成長にも大きく貢献します。
そして、そのワークエンゲージメントを向上させるために大切なのが、職場における「感謝の文化」です。
感謝が日常的に交わされる職場では、社員一人ひとりが自分の仕事へのやりがいや誇りを感じやすくなります。
仕事への積極性や意欲が自然と引き出され、仕事への「熱意」「没頭」「活力」を高めることができます。
エヌエスケーケーの提供するサンクスカードアプリは、こうした感謝の文化を職場に定着させるための最適なコミュニケーションツールです。
手軽に感謝のメッセージを送り合える環境を作ることで、社員一人ひとりが自分の仕事に誇りを持ち、前向きに取り組めるようになります。
また、離れた拠点や部署間のコミュニケーションの壁を取り除き、組織全体にポジティブな循環を生み出すことができます。
経営層の皆さまにとって、社員が仕事にやりがいを感じ、主体的に取り組む職場を実現することは、企業の持続的な成長や競争力の強化に欠かせない経営課題です。
ぜひ、本記事を参考に、貴社のワークエンゲージメント向上への取り組みを一歩踏み出していただければ幸いです。
現在、サンクスカードアプリは初月無料キャンペーンを実施中です。
この機会に、ぜひ下記のお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。
コミュニケーションサポート
営業時間 9:00〜17:00(土日祝日はお休み)
〒657-0038 兵庫県神戸市灘区深田町4丁目1-1
ウェルブ六甲道2番街5階
導入、運用にあたり
1社1担当者制で徹底してサポートいたします。
導入前でも、気軽にご相談くださいませ。
弊社担当営業からすぐにご連絡。お申し込み内容を確認させていただきます。
登録作業完了後にご連絡差し上げます。お客様からの必要ファイルを受領後、最短5営業日で運用開始になります。
株式会社エヌエスケーケーは、通信機器関連商品の開発、販売及びビジネスコミュニケーションコンサルタント事業を運営する上で、お客様の個人情報がプライバシーを構成する重要な情報であることを深く認識し、業務において個人情報を取り扱う場合には、個人情報に関する法令及び個人情報保護のために定めた社内規定を定め、また、組織体制を整備し、個人情報の適切な保護に努めることにより、お客様を尊重し、当社に対する期待と信頼に応えていきます。
私たちは、個人情報に関する法令、規範及び社会秩序を遵守し、個人情報の適切な保護に努めます。
私たちは、事業活動の範囲内で個人情報の利用目的を特定し、その目的達成のために必要な限度で公正かつ適正に個人情報の取得、利用及び提供を行います。また、取得した個人情報の目的外利用をしないよう処置を講じます。
私たちは、私たちが取り扱う個人情報について、不正アクセス、紛失、破壊、改ざん、漏えいなどの危険を十分に認識し、合理的な安全対策を実施するとともに、問題が発生した場合は適切な是正措置を講じます。
私たちは、個人情報保護に関する管理規定及び管理体制を整備し、全社員で徹底して運用するとともに定期的な見直しを行い、継続的な改善に努めます。
私たちは、私たちが取り扱う個人情報について、本人から開示、訂正、利用停止及び苦情相談等のお問い合わせがあった場合は適正に対応します。
2013年11月5日 制定
株式会社エヌエスケーケー
代表取締役社長