「企業は人なり」という言葉があるように、社員一人ひとりの力が結集してこそ、大きな成果を生み出せます。
そのため、社内コミュニケーションを活性化させることは、企業の成長を支える重要な要素となります。
しかし、現状のコミュニケーションが十分に機能しているか、円滑に行われているかを客観的に把握するのは、なかなか難しいものです。
そこで必要となるのが、「社内コミュニケーションの見える化」です。
社員間のやり取りをデータ化できれば、組織全体のコミュニケーション状況を可視化し、具体的な数値で把握することができます。
この課題を解決する強力なツールとして注目されているのが、「サンクスカードアプリ」です。
社員同士のコミュニケーションを活性化させるだけでなく、コミュニケーションの状況を数値化し、課題を洗い出すことも可能です。
本記事では、サンクスカードアプリがどのように社内コミュニケーションの活性化と見える化に役立つのか、その具体的な機能や活用方法を詳しくご紹介します。
社内コミュニケーションの現状に課題を感じている管理者の皆様は、ぜひ最後までご覧ください。
01:コミュニケーションの「見える化」で見逃していた問題を発見! 02:「見える化」を実現する サンクスカードアプリの機能とは? 03:【活用事例紹介】サンクスカードアプリの自動集計で組織改善! 04:おわりに |
サンクスカードとは、社員同士で感謝や称賛の気持ちを送り合うツールです。
従来は紙でやり取りされていましたが、近年ではアプリを用いて手軽に感謝の気持ちを伝えられるようになりました。
「サンクスカード」は、「サンキューカード」「ありがとうカード」「グッジョブカード」など様々な呼び方で広く活用されており、社内コミュニケーションの活性化に貢献しています。
アプリ化により、感謝の気持ちを手軽に伝え合えるだけでなく、そのやり取りがデータとして記録され、社内のコミュニケーション状況が「見える化」されるようになりました。
この「見える化」がもたらす最大のメリットは、普段は見逃しがちなコミュニケーションのパターンや傾向を可視化し、客観的に把握できる点です。
例えば、「誰が誰に感謝を伝えているのか」、「どの部署が活発にコミュニケーションを取っているのか」が一目で分かります。
これにより、組織全体のコミュニケーションの流れや人間関係をデータに基づいて確認でき、さらに改善の余地がある部分を見つけ出しやすくなります。
特定の部署や個人がコミュニケーションの輪から外れている場合、その兆候を早期に察知し、大きな問題に発展する前に適切な対応を取ることが可能です。
このように、サンクスカードアプリは、単なる感謝の共有ツールにとどまらず、企業の健全な成長を支えるための強力な「気づき」を提供するツールとしても活用できます。
次は、サンクスカードアプリの具体的な機能と、その機能がどのように社内コミュニケーションの「見える化」に役立つかをご紹介します。
当社NSKKのサンクスカードアプリは、感謝の気持ちを簡単に伝えるためのツールとしてだけでなく、社内コミュニケーションをデータとして可視化し、管理職や人事担当者が組織のコミュニケーション状態を把握するための強力なツールでもあります。
それでは、NSKKのサンクスカードアプリがどのように「見える化」を実現し、そのデータがどのように活用されるかについて詳しくご紹介します。
1. 自動集計機能でリアルタイムに状況を把握
サンクスカードアプリは、カードの送受信が自動的に記録され、リアルタイムで集計が行われます。
これにより、部署・役職・個人ごとの送受信枚数を一目で把握でき、社内のコミュニケーションがどのように行われているかを視覚的に捉えることができます。
このデータは、人事配置や人事評価にも役立てることが可能です。
2. マトリクス表示でコミュニケーションの流れを可視化
誰が誰に感謝の気持ちを伝えているかを、マトリクス形式で視覚化できます。
これにより、特定のグループや個人がどのようにコミュニケーションをとっているのか、またどのような人間関係が形成されているのかを客観的に分析することができます。
例えば、ある部署内でのやり取りが活発でない場合、その原因を探ることで、改善のための具体的な施策を講じることができます。
3. 送受信ランキングで個々の貢献度を評価
サンクスカードアプリは、送受信されたカードをランキング形式で表示し、誰がどれだけ感謝の気持ちを表現しているかを可視化します。
これにより、社内で積極的にコミュニケーションを行っている社員を認識し、評価することが容易になります。
また、ランキングデータは掲示して社内で公表したり、表彰制度と連携させることで、社員のモチベーション向上にも繋がります。
4. コミュニケーションの滞りを早期に察知
データ分析を通じて、特定の部署や個人がコミュニケーションから外れている兆候を早期に察知できます。
これにより、問題が深刻化する前に対応することができ、組織内の良好なコミュニケーションの維持に貢献します。
例えば、カードのやり取りが極端に少ない部署や個人が見つかった場合、その原因を探り、早急に改善策を講じることで、社員のモチベーションを維持し、離職を防ぐことができます。
このような機能を活用することで、サンクスカードアプリは、感謝を伝えるだけでなく、社内のコミュニケーションを「見える化」し、組織全体を良好に保つための重要なツールとなります。
さらに、NSKKのサンクスカードアプリには、自動集計機能以外にも、社内コミュニケーションをより効果的にサポートするための機能が充実しています。
●各デバイス対応・シンプルで使いやすい操作性
スマートフォン、タブレット、PCなど、あらゆるデバイスからアクセス可能。社員が時間や場所を問わずに感謝の気持ちを伝え合うことができます。
●温かみの伝わる手書き機能付き
デジタルでありながらも手書きの温かみを残すことができ、個性的で温かみのあるメッセージのやり取りが可能です。ペンの色や絵文字も選べます。
●送信忘れ防止通知機能
設定された目標枚数に達していない場合、自動的に通知を行い、サンクスカードのやり取りを促進します。
この通知機能により、サンクスカード制度が社内に定着しやすくなります。
ここからは、実際に当社のサンクスカードアプリを導入いただいた企業様の声をご紹介します。
アプリの活用が、どのようにしてコミュニケーションの改善や組織の課題解決に役立ったかを、実際のエピソードを通してお伝えします。
1. 部署内のコミュニケーションが活性化し、チームワークが向上!
A社では、特定の部署内のコミュニケーションが滞りがちで、業務に支障が出ていました。サンクスカードアプリの自動集計機能を利用し、部署間のコミュニケーション状況を可視化することで、どの部署が感謝のやり取りをしているのかが明確になり、コミュニケーションが不足している部署が判明しました。
このデータを基に、意識的にサンクスカードを送り合う活動を促進した結果、社内全体のコミュニケーションが活性化し、チームワークが向上しました。
さらに、従業員向けの満足度調査でも、コミュニケーションに対する満足度が20%向上したことが確認されました。
2. 離職率が10%減少!
B社では、テレワーク環境の中でコミュニケーションが希薄になり、社員のエンゲージメントが低下していました。サンクスカードアプリを導入し、社員間の感謝のやり取りを可視化。
特に、コミュニケーションが少ない社員には1on1ミーティングを導入することで、個別対応を行い、モチベーションを高めることに成功しました。
これにより、離職率が10%減少し、社員の満足度も向上しました。
3.他部署との連携強化で業務効率が改善!
C社では、営業部と開発部門の間でコミュニケーションが不足しており、業務の進捗に影響を与えていました。
サンクスカードアプリを活用し、他部署間で感謝の気持ちを送り合う取り組みを行うことで、コミュニケーションの滞りを解消しました。
アプリの自動集計機能により、特定の部門間でのやり取りが活発になっているかを確認し、必要に応じてフォローアップを行った結果、他部署間の連携も強化され、業務効率が改善されました。
これらの事例からも、サンクスカードアプリの自動集計機能が、社内コミュニケーションの可視化やチームワークの向上、さらに離職率の低減にも効果を発揮することがわかります。
組織の課題を早期に発見し、的確な対策を講じるためにも、サンクスカードアプリをぜひご活用ください。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
サンクスカードアプリは、感謝の気持ちを伝えるだけでなく、組織内のコミュニケーションを見える化し、改善点を見つけるための有効な手段です。
アプリを活用することで、社員同士のつながりが強化され、企業全体の活力が高まります。
もし、社内コミュニケーションの改善やデータに基づく組織運営にご興味をお持ちでしたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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2013年11月5日 制定
株式会社エヌエスケーケー
代表取締役社長