近年、グローバル化やデジタル化の進展により、企業を取り巻く環境は急速に変化しており、生き残るためには、優れたリーダーシップを発揮できる人材の育成が経営課題の一つとなっています。
真のリーダーシップとは、部下の個性を尊重しながら成長を促し、チームワークを強化することで、チーム全体のパフォーマンスを最大限に引き出す力です。
このようなリーダーを育成する上で、今、多くの企業で注目されているのが「サンクスカード」です。
サンクスカードは、感謝の気持ちを伝えるシンプルなツールでありながら、実はリーダーシップ育成に驚くべき効果を発揮します。
リーダーがサンクスカードを活用して、部下の貢献を具体的に認め感謝することで、部下のモチベーションを高め、自信と主体性を育むことができます。
その結果、チーム全体の士気が高まり、目標達成率が向上するなど、様々な効果が期待できるのです。
本記事では、サンクスカードがリーダーシップ育成にどのように役立つのか、その具体的な活用方法をご紹介します。
01:サンクスカードで育むリーダーシップスキル サンクスカードとは? リーダーシップ育成におけるサンクスカードの効果 02:【成功事例から学ぶ】サンクスカードを活用したリーダーシップ育成 03:サンクスカードアプリの主な機能と効果的な運用方法 04:おわりに |
サンクスカードは従業員同士で感謝や称賛の気持ちを送り合うツールです。
元々は名刺ほどのサイズの小さな紙に手書きでメッセージを書いて相手に渡していましたが、 近年ではデジタル化した「サンクスカードアプリ」を導入している企業がほとんどです。
サンクスカードという呼び方以外にも、サンキューカード、ありがとうカード、グッジョブカードなどとも呼ばれています。
日々の業務の中で感じた小さな感謝の気持ちを、相手に直接伝えることで、職場のコミュニケーションを活性化し、ポジティブな職場環境づくりに貢献します。
● コミュニケーションスキル向上と信頼関係構築
リーダーがサンクスカードを活用することで、部下に対して具体的でポジティブな言葉を積極的にかける習慣が身につきます。
これは、部下との信頼関係を深め、リーダー自身のコミュニケーションスキル向上にもつながります。
効果的なコミュニケーションが促進されることで、チーム全体の情報共有がスムーズになり、誤解や対立が減少します。
さらに、チームメンバー間の協力関係が築かれ、一体感が高まります。職場全体の雰囲気が改善され、より働きやすい環境へと変化していくのです。
●チームビルディングの促進
チームビルディングとは、メンバー同士の協力関係を築き、一体感を高めるプロセスです。サンクスカードを活用することで、メンバー間の感謝の気持ちを促進し、互いの良い点を認識し合う文化を醸成します。
これにより、メンバー同士の結束力が高まり、チーム全体が一丸となって目標に向かう力を強化します。
リーダーが積極的にチームビルディングを促進することで、メンバーが安心して意見を交換し、共同で問題を解決する環境が整います
●モチベーションの向上
リーダーがサンクスカードを通じて定期的に感謝の気持ちを伝えることで、部下の自己肯定感が高まり、仕事への意欲が向上します。
部下が自身の努力や成果が認められたと感じることで、さらに積極的に仕事に取り組む姿勢が生まれます。
ひとりひとりのモチベーションが高まることで、チーム全体のパフォーマンスも向上します。
結果的に、チーム目標の達成や企業の成長にもつながるでしょう。
●フィードバックと承認のきっかけになる
フィードバックとは、業務の改善点や成果についての評価を伝えることですが、承認は部下の努力や成果を具体的に認める行為です。
リーダーがサンクスカードを通じて部下の成果を承認することで、部下は自分の貢献が評価されていると感じ、自己効力感が高まります。
サンクスカードは、リーダーが日常的に承認の行動を取るきっかけとなり、ポジティブな職場環境を作り出します。
次のセクションでは、実際にサンクスカードを活用している企業様の事例をご紹介します。どのようにしてサンクスカードがリーダーシップ育成に役立っているのか、具体的な活用方法とその効果について詳しく見ていきましょう。
ここからは、リーダーシップ育成におけるサンクスカードの活用事例とその効果についてご紹介いたします。
サンクスカードアプリ導入の背景と課題
A社は、社員間のコミュニケーション不足とリーダー層の育成に課題を抱えていました。
特に、リーダーが部下に対して適切なフィードバックや承認を行う機会が少なく、チームの一体感やモチベーションが低下していました。
この課題を解決するために、A社は電子化された「サンクスカードアプリ」を導入しました。
具体的な活用方法
●月20枚の送信目標設定
リーダー・管理職に対して月20枚のサンクスカード送信目標を設定しました。
これにより、リーダーが日常的に部下に感謝の気持ちを伝える習慣が身につきました。
●フィードバックと承認ツールとして活用
サンクスカードを通じて、リーダーが具体的な成果や努力を承認することを奨励しました。
これにより、部下は自分の貢献が評価されていると感じ、自己効力感が高まりました。
●定期的な振り返りと表彰の実施
サンクスカードの送受信状況を月次で振り返り、優れたリーダーや積極的にカードを送った社員を表彰しました。
これにより、積極的にサンクスカードを送る従業員が増え、毎月目標枚数を大きく越えた枚数が流通し、社内文化として根付きました。
●自動集計によるデータ分析
サンクスカードの送受信データを自動集計し、リーダーとチームメンバー間のコミュニケーション状況を可視化しました。
これにより、コミュニケーションの質と量を定期的に評価できるようになりました。
導入後の効果
●モチベーションの向上
部下の仕事への意欲が高まりました。特に、フィードバックを通じて自分の成長を実感する部下が増えました。
従業員へのアンケート結果では、「リーダーからのフィードバックが有益である」と回答した割合が60%から85%に増加しました。
●職場環境の改善
アンケート結果によると従業員の多くが「チームの一体感が強まり、協力しやすくなった」と感じており、新しい商品開発プロジェクトが成功した要因の一つとしても挙げられています。
また、リーダーが積極的にサンクスカードを送ることで、他の従業員同士でもサンクスカードを送り合う習慣が生まれ、職場全体に感謝の文化が浸透しました。
●リーダーシップの強化
リーダー自身が部下とのコミュニケーションを重視するようになり、リーダーシップスキルが向上しました。
リーダーに対する満足度と信頼度も向上し、アンケート結果では、「リーダーの指導が役立っている」と回答した割合が57%から75%に上昇しました。
また、サンクスカードの送受信データが可視化されることで、リーダーの人事評価にも活用できるようになりました。
これにより、リーダーのコミュニケーションスキルが評価基準の一つとなり、より公平な評価が行われるようになりました。
このように、電子化されたサンクスカードアプリを活用することで、リアルタイムに感謝の気持ちを共有でき、社内のコミュニケーションが一層活性化することがわかります。
さらに、送受信データの可視化により、チーム全体のコミュニケーション状況や課題を把握することができます。これにより、リーダーはより効果的なフィードバックを提供しやすくなり、リーダーシップ育成に大きな効果を発揮します。
次のセクションでは、サンクスカードアプリの具体的な機能と、効果的に運用するためのポイントをご紹介いたします。
ここからは、数あるサンクスカードアプリの中でも、シンプルながらも実用的な機能性で選ばれる当社NSKKの提供する「サンクスカードアプリ」について、その主要機能と、他のツールとの比較ポイントをご紹介します。
①各デバイス対応!シンプルで使いやすい
NSKKのサンクスカードアプリは、スマートフォン、タブレット、パソコンなど、さまざまなデバイスで利用できます。
サンクスカード機能に特化したシンプルで使いやすい操作性が特徴で、幅広い年齢層の従業員にも簡単に使いこなせます。
他社ツールと比較しても、月1万円~と低コストで導入可能です。
②あたたかみの伝わる「手書き」機能あり
他社ツールにはない唯一の特長として、手書き機能があります。
紙のサンクスカードが広まった背景には、手書きで感謝の気持ちを伝えるという温かさがあり、デジタル化されたアプリでもこの手間を大切にしています。
ペンの色変更や絵文字挿入機能もあり、手書きのサンクスカードをより楽しむことができます。
③自動管理・集計機能付き、データ分析も可能
サンクスカードのやり取り枚数は自動集計され、ランキング形式で表示する機能があります。
これにより、従業員の表彰制度と組み合わせて利用することができ、役職ごとの平均枚数や部署内での流通割合などの数値も分析可能なため、サンクスカードの効果検証にも役立ちます。
④送り忘れも防げる通知機能!
サンクスカードが届いたらリアルタイムで通知が行われる機能があります。
デバイスにより、アプリのバッジやバナーの通知、Eメールでの通知も可能です。
また、目標枚数設定機能も備わっており、設定日に未達の通知を出すこともできます。
⑤カード保存機能で、大切なカードがいつでも見返せる
受信したサンクスカードは、お気に入り登録することでデータ保管期間が過ぎても閲覧可能です。
大切なカードをいつでも見返すことができ、モチベーションの維持に役立ちます。
このようなサンクスカードアプリの多彩な機能を最大限に活用するために、ここからは具体的な運用ポイントについてご紹介します。
効果的な運用方法のご紹介
●サンクスカードの運用目的を社員に共有する
サンクスカード制度の成功は、その目的が社員に明確に伝わっているかどうかが大きく影響します。
導入の背景や目的、目指す目標を全社員と共有することで、社員はサンクスカードを前向きな取り組みとして捉えることができます。
● 締め切り日(週毎・月毎など)を決めて運用する
サンクスカードの流通を促進し、持続可能な制度とするためには、締め切り日を設けることが効果的です。
例えば、毎月末や毎週末などに締め切り日を設けることで、社員は定期的にサンクスカードを書く習慣が身につきます。
●評価制度・報奨制度と組み合わせる
サンクスカードの利用をさらに促進するためには、評価制度や報奨制度と組み合わせることが効果的です。
報奨があることで、社員はサンクスカードを書く初めの一歩を踏み出しやすくなります。
●流通したサンクスカードを公開する
サンクスカードの効果を最大限に発揮するためには、社内での見える化が重要です。
掲示板にサンクスカードを展示したり、社内のデジタルサイネージでサンクスカードの内容を共有することで、感謝の文化を促進し、ポジティブな関係を構築します。
これらの例のように、ルールを適切に設定し運用することで、サンクスカード制度は社内コミュニケーションの活性化に大きく貢献し、組織のモチベーション向上に繋がります。
せっかく始めたサンクスカードを形骸化させずに、社内文化として最大限効果を発揮させるためにも、ぜひこれらのポイントを参考にしてください。
また当社では、各企業様の課題、目標に合わせた効果的な運用方法についてのサポートアドバイスも承っております。
サンクスカードアプリの詳細や導入については、お気軽にご相談くださいませ。
リーダーシップ育成において、サンクスカードアプリは非常に効果的なツールです。
サンクスカードアプリを活用して日常的に感謝の気持ちを伝えることで、リーダーと部下のコミュニケーションが活性化され、信頼関係が強まります。
結果的に、リーダーシップスキルが自然に向上し、チーム全体のパフォーマンスも大幅に改善されるでしょう。
ぜひ、この機会に貴社の職場環境を見直し、リーダーシップを育成するツールとして、ぜひNSKKのサンクスカードアプリをご検討ください。
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2013年11月5日 制定
株式会社エヌエスケーケー
代表取締役社長