社内コミュニケーションを工夫して、社内エンゲージメントを高めましょう！

こんにちは！社内コミュニケーション向上委員会です！

ここ数年、「エンゲージメント」という言葉をよく聞くようになりました。（新しい言葉がどんどん出てきますね…！）

私たちもなんとなく、仕事のやりがいとか満足度とか、そういうことかな～とふんわり理解していたのですが、具体的にどういうことかわかっていなかったので、調べてみました。

 

エンゲージメント「engagement」という言葉は、約束や協約、婚約と言った意味があり、愛着や絆、関係性を表す言葉だそうです。従業員エンゲージメントとは、現在自分が働いている会社に対して、どれだけ信頼しているか、誇りを持っているか、貢献したいと思っているか、愛着を持っているか・・・などを表す指標として使われます。社内エンゲージメントとは、そういった会社と社員との結び付き、愛着を表す指標として使われます。

（※明確な定義はないみたいですが、だいたいこんな感じです。^^;）

 

この社内エンゲージメントを高めることで、人が成長し、離職率の低下につながります。

金銭面や拘束時間など、従業員の雇用条件を改善することでも従業員満足度はアップし、離職率は低下するかもしれませんが、それだけでは社内エンゲージメントの向上とは言えません。条件だけ見ている人は、もっといい条件の会社があれば簡単に移ってしまうからです。

人が育たない、辞めていく、採用できない、という問題の根本的な原因は、「仕事がおもしろくない」「やりがいがない」「尊敬できる人がいない」「人間関係がうまくいかない」など、企業文化や職場環境、人間関係にあることが多いと思います。

 

ただ、すぐに何かを変えるというのは難しいですよね。風通しの良い職場づくり、考え方や価値観の共有、良好な人間関係の構築など…そういったことの改善は、なかなかの長期戦になると思います。だからと言って、何もしなければ何も変わりません。１年後、今よりも良い環境にするために、まず、今できることから始めてみましょう。

 

社内エンゲージメントを高めるために、絶対に欠かせないポイントとして、「社内のコミュニケーションの活性化」があります。風通しがよくなれば、上司や先輩に意見を言えたり、方向性や価値観の共有がしやすくなって、会社や同僚への信頼感アップ、個人のモチベーションアップにもつながります。

ただ、コミュニケーションの機会を増やすと言っても、このご時世、なかなか大人数での飲み会やイベントは開催できないですよね…。リモートワークが増えた、飲み会が減った、職場内での会話が減った…などの理由により、仲間とのつながりが薄くなり、孤独を感じる人が増えていると聞きます。

 

そういった環境の今だからこそ、サンクスカードの仕組みを会社に取り入れてみませんか？特に難しいことはありません。ただ「感謝の気持ちをカードにして渡す」だけでいいのです。

すぐに何か大きな変化をもたらすことはなくても、毎日小さな感謝のやりとりを繰り返すことで、従業員の気持ちにも様々な変化をもたらします。上司から感謝されたり褒められたりすることでモチベーションが上がったり、人から感謝されることで自分も周りに感謝の気持ちを持てるようになったり、感謝することを探すことで、同僚の小さな気遣いに気付けるようになったり…。

そういった小さな変化の積み重ねが、社内エンゲージメントを高めることにつながります。

また、社内コミュニケーションの改善に取り組むうえで、まずは自社の現状を把握し、今どこに課題があるのかということを知ることが一番大事です。内容によっては不信感を持たせてしまうことにもなりかねますので、こういったアンケートは慎重に行う必要があります。

弊社では、社内のコミュニケーションを細かくカテゴリ分けして見える化する「コミュニケーションアンケート」というサービスを取り扱っております。すでに200社近くの企業でご導入いただいているサービスです。

このアンケートでは、社内コミュニケーションを８つのカテゴリに分けて、部署ごと、役職ごとにグラフにして見える化します。そのアンケート結果をグラフにして客観的に見ることで、現在社内のどこに課題があるのか、役職ごとにギャップがないか、前回と比べてどうだったか、ということを知ることができます。

 

すでに社内エンゲージメント向上に取り組まれている企業様も、これから取り組もうとしている企業様も、ぜひ定期的にこういったチェックをしてみてください。