育休・時短勤務者が活躍できる職場に必要な 承認文化とは

 

育休・時短勤務者が活躍できる承認文化をテーマにしたアイキャッチ。多様な働き方の支援を表現。

 

育休から復帰した社員が、半年後に退職届を出す。
時短勤務で働く社員が、周りに迷惑をかけていると思い詰めている。
フレックス勤務を選んだ社員が、なんとなく疎外感を抱えている。
 
こうした光景に、心当たりはありませんか。
人材不足が深刻化する中、多くの企業が優秀な人材の確保と定着を最重要課題に掲げています。
 
しかし実際には、育児・介護・病気療養といったライフイベントを経た社員が、職場に戻ってきても居場所がないと感じ、離職してしまうケースが後を絶ちません。
 
厚生労働省の調査によれば、育休を終えて復職した人のうち、女性の6.8%、男性の2.7%が退職していることが明らかになっています。
(出典:厚生労働省「令和5年度雇用均等基本調査(事業所調査)結果概要」p.20 表3 https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/71-r05/07.pdf
 
 
復職率そのものは高いにもかかわらず、その後に辞めてしまう人が一定数存在するのです。
問題は、本人の能力不足でも、やる気の欠如でもありません。
多くの場合、離職の原因は職場の受け入れ体制の不足と日常的な承認の欠如にあります。
 
時短勤務やフレックス勤務を選んだ社員は、フルタイム勤務の同僚と比べて自分の貢献が見えにくいと感じがちです。
周囲も、どう声をかけていいかわからない、配慮しているつもりだが伝わらない、と戸惑います。
その結果、復帰者は孤立し、周囲との心理的な距離が広がっていくのです。
 
今、求められているのは特別扱いではありません。
必要なのは、すべての社員が公平に承認され、誰もが自分の貢献を実感できる職場文化です。
 
本記事では、育休復帰者や時短勤務者が安心して働ける環境をどう整えるか、そして承認文化がどのように組織全体の力を引き出すのかについて、具体的にお伝えします。
 
職場の多様性を強みに変えたいとお考えの経営者・人事担当者の方は、ぜひ最後までご覧ください。
 
 

01:なぜ復帰後に辞めたくなるのか? 見えない貢献と承認不足の関係
02:承認文化が多様な働き方を支える理由
03:エヌエスケーケーのサンクスカードアプリが、承認を仕組みに変える
04:サンクスカードアプリ成功事例―多様な働き方を支える現場の声
05:サンクスカードアプリよくある質問―導入前の不安にお答えします
まとめ―誰もが自分らしく働ける職場を、今日から作る

 


 
 
 

01:なぜ復帰後に辞めたくなるのか? 見えない貢献と承認不足の関係


 

育休や時短勤務を経た社員が離職を選ぶ理由は、決して単純ではありません。
 
以前と同じようには働けない自分に対する罪悪感、復帰後の配置転換や業務内容の変化による戸惑い、そして何より「職場に居場所がない」という孤立感。
こうした感情は、本人だけでなく組織全体の問題として顕在化しつつあります。
 
この背景には、職場のコミュニケーション不足や承認の欠如が大きく影響しています。
復帰者本人の努力や工夫が見えづらくなり、周囲もどう接したらよいか分からないまま距離ができてしまう。
その結果、互いに気を遣いながらも、本質的な対話が生まれない状況が続いてしまうのです。
 
 
 

復帰者が抱える3つの見えない壁
 
 
1. 貢献の見えづらさ
 
時短勤務やフレックス勤務を選ぶと、周囲と働く時間帯がずれます。
早く帰る姿だけが目立ち、その前にどれだけ集中して仕事をこなしていたかは見えにくくなります。
あの人はいつも早く帰る、という印象だけが残り、実際の業務量や成果は評価されない。
本人は、「自分は頑張っているのに誰も見てくれていない」と感じ始めます。
 
 
2. 声をかけにくい空気
 
周囲の同僚も、実は戸惑っています。
「育児で大変だろうから、あまり負担をかけたくない」
「どこまで仕事を頼んでいいのかわからない。」
こうした遠慮が、かえって復帰者を孤立させます。
 
本人は、自分だけ別扱いされている、戦力外と思われているのでは、と不安を募らせていくのです。
 
 
3. フィードバックの不足
 
日々の業務に追われる中で、管理職も復帰者に対して積極的に声をかける余裕がありません。
問題なく働けているなら、わざわざ声をかけなくても大丈夫だろう、と考えてしまいます。
しかし復帰者にとって、フィードバックの不足は、自分の存在が必要とされていない、というメッセージとして受け取られます。
小さな不安が積み重なり、やがてこの職場に居続ける意味があるのだろうか、という疑念に変わっていくのです。
 
 
問題の本質は組織の仕組み不足
 
ここで重要なのは、これらの問題が本人の努力不足や周囲の悪意から生まれているわけではない、ということです。
問題の本質は、職場に日常的に感謝や承認を伝え合う仕組みがないことにあります。
 
フルタイム勤務が標準とされていた時代には、同じ時間に同じ場所で働くことが信頼関係の前提でした。
しかし今は、働き方が多様化し、育児・介護・病気療養・副業など、さまざまな事情を抱えながら働く社員が増えています。
 
こうした環境では、偶然の雑談や飲み会だけでは、信頼関係を維持できません。
意図的に、構造的に、承認の機会を作り出す必要があるのです。


 
 
 

02:承認文化が多様な働き方を支える理由


 

 

オフィスで社員がサンクスカードを通じて互いを褒め合う様子。前向きな職場づくりを表現。

 

では、承認文化とは具体的に何を意味するのでしょうか。
 
承認文化とは、「ありがとう」「助かった」「よく気づいてくれたね」といった感謝や評価を、日常的に言葉にして伝え合う職場の空気のことです。
 
これは単なる褒める文化ではありません。
承認文化の本質は、一人ひとりの貢献を可視化し、すべての社員が自分の役割に誇りを持てる環境を作ることにあります。

 
 
 
承認文化がもたらす3つの効果
 
1. 心理的安全性の向上
 
見てもらえている、認めてもらえている、という実感は、人の心に安心感をもたらします。
これは心理学で心理的安全性と呼ばれる概念で、チームのパフォーマンスを大きく左右する要素です。
 
育休復帰者や時短勤務者にとって、承認は「ここにいていいんだ」という安心感の源になります。
周囲からの肯定的なフィードバックが、自信と意欲を支えるのです。
 
 
2. チーム全体の協力意識が高まる
 
承認文化が根づくと、助け合うことが当たり前ではなく、価値ある行動として認識されるようになります。
 
「時短勤務の○○さんが早く帰った後、資料を仕上げてくれてありがとう。」
「育児中の△△さんが限られた時間で工夫して仕事を進めてくれて助かった。」
 
こうした感謝が可視化されることで、チーム全体にお互い様の意識が育ちます。
不満や負担感ではなく、連帯感が生まれるのです。
 

 
3. 多様性が組織の強みになる
 
・育児中の社員が時間管理の工夫を共有する。
・介護と両立する社員が効率化のノウハウを提案する。
・フレックス勤務の社員が柔軟な働き方のモデルを示す。
 
こうした多様な経験や視点は、組織にとって貴重な財産です。
 
承認文化があると、これらの貢献が埋もれることなく、組織全体の成長につながっていきます。


 
 
 

03:エヌエスケーケーのサンクスカードアプリが、承認を仕組みに変える


 

承認の重要性は、多くの企業が理解しています。
 
しかし実際には、「日常業務に追われて声をかける余裕がない」「感謝を伝えたいがタイミングを逃してしまう」といった声が聞かれます。
 
ここで必要になるのが、承認を偶然に任せず、仕組みとして日常に組み込むことです。
 
エヌエスケーケーのサンクスカードアプリは、感謝や承認のやり取りを手軽に、継続的に行えるツールとして、多くの企業で導入が進んでいます。
 

サンクスカードアプリを活用し、社員同士が感謝を伝え合う承認文化を育てる職場のイメージ。

 

サンクスカードアプリの特徴
 
 
1. いつでも、どこでも、簡単に送れる
 
スマートフォン、タブレット、パソコンのどのデバイスからでも利用できます。
出社時間が異なる社員同士でも、リアルタイムで感謝を届けられるため、時短勤務者やフレックス勤務者も孤立しません
 
育休復帰者が在宅勤務と出社を組み合わせている場合でも、物理的な距離を越えてありがとうを伝え合えます。
 
 
 
2. 手書き機能で温度感を伝える
 
エヌエスケーケーのサンクスカードアプリには、唯一の「手書き入力機能」があります。
 
デジタルの文字では伝わりにくい温かみや個性が、手書きの文字には宿ります。
「丁寧に時間をかけて書いてくれた」という事実そのものが、受け取る側にとって大きな意味を持つのです。
 
 
 
3. 自動集計・データ分析で公平性を担保
 
すべての送受信データは自動で集計され、部署別・役職別の平均枚数や推移を数値で確認できます。
これにより、「特定の人だけが評価されている」といった不公平感を防ぎ、透明性のある運用が可能になります。
管理職にとっても、誰がどのくらい貢献しているかを客観的に把握する材料になります。
 

NSKKサンクスカードアプリの自動集計ダッシュボード。感謝の可視化と組織分析のイメージ

 

 
 
4. 通知機能で送り忘れを防ぐ
 
目標枚数を設定しておけば、未達の場合に通知が届きます。
これにより、「忙しくて忘れていた」という事態を防ぎ、承認の習慣を無理なく定着させられます
 

エヌエスケーケーサンクスカードアプリの自動集計ダッシュボード。感謝の可視化と組織分析のイメージ。

 

その他、充実の機能はコチラから
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04:サンクスカードアプリ成功事例―多様な働き方を支える現場の声


 

 

サンクスカードアプリを活用し、社員同士が感謝を伝え合う承認文化を育てる職場のイメージ。

 

ここでは、エヌエスケーケーのサンクスカードアプリを導入いただいた企業様の具体的な変化をご紹介します。

 
 
 
事例1:製造業A社様―育休復帰者の早期戦力化
 
育休から復帰した社員が、時短勤務でありながら工程改善のアイデアを提案。
短い時間で集中して取り組んだ結果、部署全体の作業効率が15%向上しました。
 
サンクスカードアプリで、「短時間でも質の高い仕事をありがとう」という感謝が全社に共有され、本人の自信と周囲の理解が深まりました。復帰後1年が経過した現在も、意欲的に働き続けています。
 
 
 
事例2:サービス業B社様―フレックス勤務者との連携強化
 
フレックス勤務を選択した社員が、早朝出勤で開店準備を担当。
他のスタッフが出社する前に多くの業務を完了させていましたが、その貢献は見えづらい状況でした。
サンクスカードアプリ導入後、「いつも準備が整っていて助かる」という感謝が可視化され、チーム全体の連携意識が向上
フレックス勤務者も、「自分の働き方が認められている」と実感できるようになりました。
 
 
 

事例3:コンサルティング業C社様―リモート勤務と出社のハイブリッド体制
 
育児中の社員がリモート勤務を活用しながら、オンライン会議のファシリテーションや資料作成で貢献。
 
出社メンバーとの物理的な距離があっても、サンクスカードで「いつもサポートありがとう」という感謝が届くため、孤立感を感じることがなくなりました
 
管理職からは、「リモート勤務者の働きぶりが可視化され、評価がしやすくなった」という声も上がっています。
 
 
サンクスカードアプリ導入事例


 
 
 

05:サンクスカードアプリよくある質問―導入前の不安にお答えします


 

Q1: 特定の社員だけを優遇することにならないでしょうか?
 
A: エヌエスケーケーのサンクスカードアプリは、すべての社員が公平に承認される仕組みです。
育休復帰者や時短勤務者だけでなく、フルタイム勤務の社員、管理職、アルバイトスタッフまで、誰もが感謝を送り合えます。
 
承認の対象は特定の属性ではなく、日々の具体的な貢献です。
データ分析機能により、偏りがないかを定期的に確認することもできます。
 

 
Q2: 時短勤務者への配慮が、他の社員の負担になりませんか?
 
A: 承認文化が根づくと、助け合うことが不満の種ではなく、価値ある行動として認識されるようになります。
 
「○○さんが早く帰った後、対応してくれてありがとう」という感謝がきちんと伝わることで、サポートした側も報われた気持ちになります。
これは一方的な負担ではなく、相互扶助の関係を生み出すのです。
 
 
 
Q3: 運用が続くか心配です。
 
A: エヌエスケーケーのサンクスカードアプリには、自動集計・通知機能・目標設定など、運用を支える仕組みが充実しています。
 

管理者が手作業で集計する必要はなく、定期的なレポート出力も可能です。
また、導入時から運用定着まで、エヌエスケーケーの専任担当者が1社1担当制でサポートします。
小さな疑問にも丁寧に対応しますので、安心してお任せください。


 
 
 

まとめ―誰もが自分らしく働ける職場を、今日から作る


 

育休復帰者や時短勤務者の離職は、個人の問題ではありません。
 
それは、職場に日常的な承認の仕組みが不足しているというサインです。
 
ライフイベントを経ても安心して働ける環境を整えることは、単なる福利厚生ではありません。それは、組織の持続的な成長を支える戦略的な投資です。
 
多様な働き方を選択できる職場は、優秀な人材を引きつけ、定着させます。
 
今こそ、承認文化を育てる仕組みを整えるときです。
エヌエスケーケーのサンクスカードアプリは、月額1万円~の低コストで導入でき、初月無料トライアルもご用意しています。
下記問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。
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