リモートワークを導入し、福利厚生も整え、残業も減らした。
それでも、やりがいを感じられず「自分の力を活かせる場所を探したい」と言って辞めていく社員がいる。
そんな経験をされたことはありませんか。
制度や環境を整えても人が定着しないのは、働きやすさと働きがいを混同していることに原因があるのかもしれません。
働きやすさは制度や待遇などの外的環境、
一方で働きがいは「自分の仕事が誰かの役に立っている」と実感できる心理的報酬です。
どれだけ環境を整えても、感謝や承認の言葉が交わされない職場では、人の心は満たされません。
私たちがお話を伺う中でも、こんな声が印象的でした。
「働き方改革で環境は良くなったのに、若手が辞めるんです。
理由を聞くと『自分の仕事が誰の役に立っているのか分からない』『頑張っても気づいてもらえない』と…。 その時、“感謝や承認”が消えていたことに気づきました。」
制度を整えることは大切ですが、働きがいを育てるのは人の言葉。
日々の感謝が交わされる職場では、信頼関係が深まり、離職率の改善にもつながります。
働きがいとは、承認や感謝の積み重ねから生まれる心理的報酬。
そしてそれを仕組みとして育てることが、これからの人事・組織づくりに求められています。
本コラムでは、働きやすさだけでなく働きがいを生み出すための感謝の仕組み化、
そしてそれを実現するサンクスカードアプリの実践効果を具体的に解説します。
| 01:働きがいを育てるには感謝の循環が必要 02:それを仕組み化するサンクスカードアプリの役割 03:導入後に起きた主な変化(事例・効果) 04:お問い合わせはこちら |

働きがいとは、給与や待遇といった条件の満足ではなく、 自分の仕事が誰かの役に立っていると感じられる実感のことです。
この感覚は、心理学では心理的報酬とも呼ばれています。
感謝や承認の言葉を受け取ると、人は自分の存在を再確認できます。
それがモチベーションを生み、前向きな行動につながります。
一方で、成果が見えにくい・感謝されない・努力が報われない。
そんな職場ではモチベーションが下がり、やがて離職や燃え尽きにつながります。
働きやすさは環境を整えること、働きがいは心を満たすこと。
この両立こそが、組織が長く成長し続けるための鍵です。
感謝や承認が自然に交わされる職場では、チームの信頼関係が深まり、 ここで働いていて良かったと感じる瞬間が増えていきます。
それは、数字では測れないけれど、離職率の低下やエンゲージメントの向上という形で確実に現れる変化です。
感謝の文化を育てたいと思っても、実際の職場では次のような課題に直面しがちです。
・感謝を伝える仕組みがなく続かない
・誰が誰に感謝しているのか分からない
・感謝が一部の人に偏りがち
・リモートワークでは感謝を伝える機会が減る
こうした課題を解決し、感謝の循環を見える形で育てる仕組みとして注目されているのが、当社エヌエスケーケーのサンクスカードアプリです。
このアプリでは、社員が日々の業務の中で感じたありがとうを、 スマートフォンやPCから手軽に送信できます。
送受信の履歴は自動的に集計・可視化され、部署・期間ごとの傾向も一目で把握可能。
言葉だけで終わりがちな感謝を、データとして残すことができるのです。

感謝を仕組み化する3つの効果
① 承認の見える化でモチベーションが持続する
誰かに感謝される経験は、最も身近な承認です。
そのやり取りをデータとして見える化することで、「自分はチームに貢献できている」という実感が得られます。
ある物流企業では、導入後に倉庫スタッフから
「自分の仕事が営業や事務の人の役に立っていると初めて実感できた」 という声が上がりました。
普段接点の少ない部署同士でも、感謝を通じたつながりが生まれるようになったのです。
② チーム間の関係性が深まり、コミュニケーションが活性化
感謝が文化として根づくと、役職や部署の垣根を越えて会話が増えます。
リモート勤務や多拠点化が進む中でも、
「誰かの頑張りに気づける職場」が生まれます。
私たちがご支援している企業様の中でも、導入から半年ほどで、
「社内コミュニケーション量が増えた」「部署をまたいだ感謝が見えるようになった」
というお声を多くいただいています。
③ 感謝データの活用で、組織の健康状態を把握できる
アプリに蓄積されたデータを分析することで、
「どの部署で感謝が多いか」「どの期間に交流が減っているか」「誰が孤立しやすいか」などを可視化できます。
このデータをもとに、マネジメント層はエンゲージメント施策や1on1の改善に役立てられます。
感謝を行動として記録し、データとして活かすことで、 組織全体の関係性を見える資産に変えていく。
それが、当社エヌエスケーケーのサンクスカードアプリの最大の価値です。
当社エヌエスケーケーのサンクスカードアプリを導入いただいた企業様では、感謝の可視化が進むにつれ、 人と組織の両面で目に見える変化が現れています。

1. 離職率の改善とエンゲージメントの向上
ある企業では、導入から半年ほどで社内のやり取りが増加。
エヌエスケーケーのサンクスカードアプリによって感謝が自然に交わされる環境が整うと、 「自分はこのチームに必要とされている」という実感が生まれ、離職率の改善にもつながりました。
また、サンクスカードアプリの送受信数のデータ分析により、感謝のやり取りが多い社員ほど、仕事への意欲やチームへの愛着(エンゲージメントスコア)が高い傾向が明らかになりました。
感謝を送る・受け取るという行動が、自分の存在を認められているという実感につながり、結果としてモチベーションを高める好循環を生み出しているのです。
2. 部署を越えた信頼関係の再構築
ある製造業の企業では、現場と本社の関係がぎくしゃくしていた時期に導入。
エヌエスケーケーのサンクスカードアプリによって業務を越えた感謝のやり取りが増えたことで、
「お互いの仕事を理解し合えるようになった」との声が上がりました。
単なる“見える化”ではなく、組織文化の再生につながった例です。
3. 感謝データが経営判断の新しい指標に
蓄積された感謝データを分析することで、 チームの状態を定量的に可視化できるようになりました。
感謝の偏りや交流の停滞を早期に把握できるため、 人事施策や研修設計の精度も高まります。
これまで感覚で行っていた組織マネジメントが、 データに基づくエンゲージメント経営へと進化したのです。
よくある質問(FAQ)
Q1. 「働きやすさ」と「働きがい」はどう違うのですか?
A. 働きやすさは「制度・設備・待遇」などの外的環境を指します。
一方、働きがいは「自分の仕事が誰かの役に立っている」という内的な満足感です。
どちらも重要ですが、長期的な定着やエンゲージメント向上には働きがいの充実が欠かせません。
Q2. 感謝を仕組みにするメリットは?
A. 感謝を仕組み化することで、偶発的な承認ではなく、継続的な行動として定着させられます。
社員同士の信頼関係が深まり、部署間連携やモチベーションの向上、離職防止にもつながります。
Q3. エヌエスケーケーのサンクスカードアプリはどんな機能がありますか?
A. 感謝のメッセージを簡単に送受信できるだけでなく、
やり取りを自動で集計し、部署や期間ごとの感謝の流れを可視化します。
さらに、送受信データを活用して組織全体のエンゲージメント傾向を分析することも可能です。
Q4. エヌエスケーケーのサンクスカードアプリはどんな企業で導入されていますか?
A. 製造業・建設業・介護業・飲食業など、規模や業種を問わず導入が進んでいます。
特に「部署間の連携が希薄になりがちな企業」や「全国に支社がある企業」「正社員と非正規社員との連携・関係性に課題がある企業」で効果を発揮しています。

本コラムでは、「働きやすさ」と「働きがい」を両立させるための仕組みとして、サンクスカードアプリがどのように機能するかをご紹介してきました。
人材の定着やモチベーション向上は、今やどの企業にとっても重要な経営テーマです。
日々の小さな「ありがとう」を見える形にすることで、社員一人ひとりの努力が認められ、チーム全体の信頼と連携が深まっていきます。
エヌエスケーケーのサンクスカードアプリは、そうした“感謝の循環”を自然に職場に根づかせるためのツールです。
導入は簡単で、大きな初期費用も不要。月額利用料1万円~低コストで運用が可能です。
まずは初月無料トライアルを通じて、その効果をぜひ現場でお確かめください。
日常の感謝が積み重なることで、職場の空気が変わり、人と組織の未来が変わっていきます。
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2013年11月5日 制定
株式会社エヌエスケーケー
代表取締役社長