この度当社は、経済産業省が選定を行う「DXセレクション」という制度で優良企業事例として選出されました。
兵庫県内では初の選出企業となります。(※2024年4月15日時点)
この記事では、DXに取り組む企業様のために、
DXセレクション選出に至った背景や、DX認定を取得した当社提供の「サンクスカードアプリ」について詳しくご紹介いたします。
01:DXセレクションとは? 02:兵庫県初!DXセレクション2024の選出に至った背景 03:DX認定とは? 04:DX認定を取得したNSKKのサンクスカードアプリとは? 05:DX推進のサポートもお任せください! |
まず、DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、企業がデジタル技術とデータを活用して、製品やサービスを変革し、業務プロセスや組織文化を改善することで、市場での競争優位を確立する取り組みです。
近年では、IT・デジタル技術の発展により、激しく変化するビジネス環境に対応するため、国内企業の多くがDX推進に取り組んでいます。
そんなDX推進に取り組む企業を後押しするため、経済産業省が令和3年から始めたのが「DXセレクション」の制度です。
【DXセレクション】
中堅・中小企業等のモデルケースとなるような優良事例を発掘・選定し、選定された優良事例を公表することによって、地域内あるいは業種内での横展開を図り、中堅・中小企業等におけるDX推進並びに各地域での取組の活性化につなげていくことを目的としています。
経済産業省ーDXセレクション2024についてはこちら
当社では20年以上前から、社内のコミュニケーションを活性化する仕組みとして、名刺サイズの紙に「ありがとう」の感謝の気持ちを書いて送り合う「サンクスカード」という取り組みをアナログで行っていました。
これを社内でデジタル化する際、社外にもコミュニケーション活性化のニーズがあることに着目し、「サンクスカードアプリ」としてサービス提供を開始しました。
企業の大きなニーズであった社内コミュニケーションの活性化に着目し、サービス提供を開始した結果、サービス開始から6年、ほぼ口コミだけで2万人を超えるユーザーが利用するアプリへと急成長しました。
コミュニケーション活性化の目的を果たしたまま、集計作業の自動化やリアルタイムでのやり取りなど、今まで面倒だった業務の効率化に成功し、デジタル技術を活用したビジネスモデルの変革につながりました。
その結果、2021年に兵庫県企業では初となるDX認定を取得しています。
その後は、社内だけでなく、社外のお客様のDXの取り組みへのサポートも行い、ノーコードツールのシステム開発者を育成支援するサービスや、自社のDX取り組みを公開する会社見学会(パクリウォーカー)の定期開催なども行っております。
これらの取り組みを背景として、DXセレクション2024の優良事例企業として選出されました。
「DX認定制度」とは、「情報処理の促進に関する法律」と「デジタルガバナンス・コード」に基づき、DX(デジタルトランスフォーメーション)を積極的に推進する企業を国が公式に認定する制度です。
DX認定制度が設けられた背景として、国内企業のDX推進を活性化するという目的があります。
経済産業省が2018年に発表した「DXレポート」によると、各企業がDXを推進できなかった場合、2025年以降に年間で最大12兆円の経済損失が出る可能性が示唆されており話題となりました。
こうした状況を打破するためにも、国内企業のDX推進を活性化させるため、2020年に「DX認定制度」が創設されたのです。
この制度は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が、本制度に関わる「DX認定制度事務局」として、企業のデジタル化への取り組みとその成果に基づいて認定を行います。
法人や個人事業主などすべての事業者が対象の制度で、一定の要件を満たすことで申請を行うことができます。
引用:経済産業省 DX認定制度より
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/investment/dx-nintei/dx-nintei.html
DX認定について詳細はコチラ
サンクスカードとは、一緒に働く仲間同士で「ありがとう」の感謝の気持ちを伝え合う制度です。
導入することにより従業員同士のコミュニケーションが活発になり、業務にも良い効果を生むだけではなく、社員の離職率の低下や生産性の向上など様々な効果を上げています。
本来であれば、
・誰が誰に何枚送っているか上司と部下との人間関係を把握したい。
・部署ごとの平均枚数は取得し、部署における成果と関連性を見たい。
・年間や月次での推移を把握し、離職率防止との関連性を分析したい。
というようにサンクスカードと様々な相関を確認し、今後の社内施策につなげていくことで企業文化を変革していける制度なのですが、アナログな紙で導入しているとデジタル技術を応用しているとは言い難くDX推進とは言えません。
そこで、2018年、当社NSKKは、元々アナログで運用していたサンクスカード制度をデジタル化したシステムを自社開発しました。
サンクスカードアプリはデジタルツールながら、手書きというコミュニケーション活性化に必要な機能も兼ね備えている上に、先述したような集計や分析も得意としているツールです。
やり取りされたサンクスカードはデジタル技術によって全て集計・分析まで自動化されており、それを活用しながら社内施策を検討し、業務プロセスや企業文化・風土の変革に至ります。
コミュニケーション活性化の目的を果たしたまま、集計作業やリアルタイムでのやり取りなど、今まで面倒だった業務の効率化に成功しています。
こうした取り組みが注目を浴び、同じようにサンクスカードを導入している企業から沢山の要望をいただいた結果、「サンクスカードアプリ」としてサービスをリリースいたしました。
このように自社だけの効率化に留まらずユーザーの声に耳を傾けたことでサンクスカードアプリが誕生し、
経済産業省が定義する「顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革」という部分で結果的にDX推進の準備が整っていると認められ、DX認定の取得にも至りました。
これから、サンクスカード制度の導入をご検討中の方、現在紙で運用されている方は、ぜひDX推進にも役立つ、当社のサンクスカードアプリの導入をご検討ください!
今なら初月無料キャンペーンも実施中!お気軽にお問い合わせくださいませ。
DXへの取り組みを振り返ると、DX推進は、自社だけで進めるのではなく一緒に取り組む仲間を見つけ、他社を積極的に見ることでスピードが上がると感じました。
当社は 社内だけでなく、社外のお客様のDXの取り組みのお手伝いも行なっています!
DX認定企業としてのノウハウも提供しておりますので、下記お問合せフォームよりお気軽にお問い合わせください。
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2013年11月5日 制定
株式会社エヌエスケーケー
代表取締役社長