みなさまの会社、事業所では部下や同僚に対して指導や注意をすると「パワハラだ」と発言する社員、スタッフはいませんか?
近年、セクハラやパワハラの問題が年を追う毎に深刻化し、「モンスター社員」と呼ばれ勤務態度や職場環境に及ぼす社員が問題視されています。
当ブログでは、「モンスター社員」についての問題解決をテーマとして事例や解決方法を合計3回に渡りご紹介いたします。
現在、モンスター社員に悩まされている企業様や経営者様などの参考になれば嬉しいです。
それでは、早速見ていきましょう。
【モンスター社員とは】
モンスター社員が組織内にいることによって、士気の低下や人間関係の悪化に繋がります。
さらには業績の悪化、有能な社員の退職を招く恐れもあるので注意が必要です。
「モンスター社員」と世間的に呼ばれてはいますが、明確な定義は存在しませんが、特徴として以下が挙げられることがあるようです。
・常識が通じない
・協調性が著しく不足している
・損害や支障をきたす行為をする
・反抗的な態度を取る
・無断欠勤やサボり癖がある
などが挙げられます。
【モンスター社員が増加する背景】
当然モンスター社員が増加する背景や理由はあります。
1つ目は、成果主義の影響と言われています。
「数字・目標さえをクリアできればいい」などという思考に陥り、個人プレーに走る傾向があるためです。行き過ぎた成果第一であることによってモンスター社員が生まれる原因となっています。
2つ目は、労働へのモチベーションの低下です。
今の若手社員はワークライフバランスを特に重要視している世代です。
評価項目や基準が明確であることや、その評価に対して納得をする制度でないと、モチベーションの低下に繋がってしまいます。
また、ストレス耐性も低下している為、多少の注意や指導なども重く受け止められてしまうことも影響していることが推測されます。
上記のような環境の改善ができない企業では、やはりモンスター社員が生まれてしまう傾向にあるのかもしれません。
更に具体的なモンスター社員のタイプを見ていきましょう。
①無断欠勤や遅刻を繰り返す規律を守れないタイプ。
②パワハラやセクハラをする攻撃的なタイプ。
③成績が上がらないのを他人のせいにする、過激なノルマを課すような能力不足タイプ。
今回はその中でも「①無断欠勤や遅刻を繰り返す規律を守れないタイプ」にスポットをあてて
特徴や対処法を紹介します。
このモンスター社員のタイプは別名サボタージュタイプとも呼ばれています。
無断欠勤や遅刻は当たり前。出社しても業務をまともに遂行しない社員です。
同じチームや周りの社員にその仕事は振られ、業務の負荷が増大することになります。
結果的にモンスター社員ではなく、真面目に仕事をしている社員のモチベーションが低下し結果として退職につながるケースもあるようです。
かなり深刻なケースではありますが、企業側がしっかりとした対策や措置を取ることができれば最悪の状況を打破することはできます。
【モンスター社員への対策方法】
ここで解決方法の紹介になりますが、出勤停止や減給などの措置をすぐ取ってしまってはいけません。
ビジョンや目標に対する期待を伝え、まずはモチベーションを上げる取り組みが必要になります。
理由はどうあれ採用をした貴重な人材であることは変わりません。
どうにか仕組みや制度を利用してモチベーションを改善する方法を見つけ出すことが先決です。
(1)注意指導
すでに行っているかと思いますが、社員を処分する前の段階で辛抱強く親身になっての口頭指導がモチベーション向上につながります。
更に企業側では、しっかり注意指導をした事実を証拠として残すことが必要です。口頭だけではなく、メールやチャットなどの文面にも繰り返し残すようにしましょう。
(2)反省文・始末書などの契約書資料を提出させる
(1)の口頭での指導で解決できない場合は、始末書や契約書等の処分を下す方法があります。
モンスター社員による問題行動に対してサインをすることによって、自身の行いを認めた証拠になるため効果的です。
(3)部署異動(配置転換)
前述の改善策でも解決できない場合は部署異動や降格等の措置を取るのも1つです。
そもそも適性を考慮した環境に配置をしていなかった、人間関係の問題でモンスター社員になってしまったなど部署異動によってモチベーションが改善できることも期待されます。
その他、懲戒処分や退職勧奨、解雇という手段も挙げられますが(1)の段階で更生することができればベストではないでしょうか。
その為にも、モンスター社員が生まれないための環境をまずは整え、評価制度やコミュニケーションツールの仕組みを導入するなど解決への糸口を施す必要があります。
【退職や処分をする手段を取る段階の前に改善をしませんか?】
モンスター社員に対する対応は、経営者様、人事担当者様が頭を抱える大きな問題です。
NSKKでは、人間関係(コミュニケーション)の問題解決が可能なビジネスツールをオススメしています。
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2013年11月5日 制定
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