正栄産業株式会社 様

【サンクスカードはいつごろから導入されていますか？ 】

わたしが入社した2年前には既に始まっていましたね。10年以上前から導入していると聞いています。正栄産業としてサンクスカードは文化として定着していますね。
 
 

【御社がサンクスカードを導入している目的を教えてください 】

感謝を伝えることの習慣化が一番の目的ですね。感謝の気持ちを伝える方法はたくさんありますが、サンクスカードは受け渡しをすることでコミュニケーションの活性化につながるツールだと考えています。というのも、カードを送ってもらったら返したいという気持ちになりますよね。且つ評価にも直結する仕組みにしてるから、感謝を伝えるのが苦手な人も自発的に送ってくれる。直接、ありがとうを伝えるのが恥ずかしいと感じる人や苦手な人もサンクスカードなら伝えやすいので、感謝の気持ちを伝えるハードルも下がると考えています。
 
 

【紙からアプリに変わってどんなところが便利になりましたか？ 】

部署を横断しての受け渡しは増えたように感じます。今までも部署内の近くにいる人には、すぐ紙を渡すというのはできていましたが、近くにいない人や部署をまたいでサンクスカードを送るのは時間がかかっていました。紙からアプリに切り替えたことで、離れていても部署が違ってもすぐに送れるようになったのは便利ですね。
また社長が出張で遠方に行っていることが多く、現場の社員に感謝を伝えたいときもすぐに伝えられないということが起きてました。今までは社長からチャットで「ありがとう」と届くことが多かったです。サンクスカードを書きたくても出張が多いので書けなかったんです。
アプリにしてからチャットではなくサンクスカードに書いてくれるようになり、スタッフに届くようになりましたね。やっぱりチャットよりサンクスカードの方が時間をかけて書いてくれてると感じることができるので、社長の思いが見えてとてもうれしいですね。
 
 

【手書き機能についてはいかがでしょうか？】

一部を除いて、基本的には全員手書き制限にしています。これは時間や手間をかけてわざわざ書いてくれていると、より相手に伝わると考えているからです。実際にそうやって書いてもらったサンクスカードからは温かみを感じますね。それが手書きの利点だと感じる。
 
 

【サンクスカードに関してのルールはありますか？】

出した枚数で点数をつけるようにしています。出した枚数が目標枚数に満たない人は、人事評価の際に反映される仕組みになっています。人事評価も月毎に役職で分けて、〇枚以上で〇点という評価をつけるようにしています。大きな割合ではないですが後々、結構差が出るようになっていますね。
あとは年間の送信枚数の多い人に対してサンクスカード表彰をしています。表彰制度は表彰状と副賞で報奨金ももらえる制度になっています。とにかくたくさんかけば貰える制度なので新入社員やベテランなどに関係なく評価される表彰制度があることはとても良いことだと思いますね。
 
 

【何か工夫されている点などはありますか？ 】

また今後、デジタルツール慣れしていない人や枚数が少ない人へのフォローを強化していきたいと考えています。「わからなかったら質問してくださいね。」だと質問も問い合わせも出てこないので、枚数足りていない人や出していない人に毎回ヒアリングしています。評価にもつながるような仕組みになっているので、なぜ書いていないかの理由を明確に把握していき、もっとコミュニケーションを活性化できるようにしていきたいと考えています。
また社長がたくさん書いてくれるというのも弊社の特徴です。弊社ではリーダー間で細かくスタッフ情報を共有しており、それを社長が見ることができるようになっています。社長はそれを見てスタッフとのコミュニケーションを取ってくれるんです。今まではサンクスカードアプリが無かったので、チャットなどで届いていましたが、それがアプリになってからサンクスカードになって届くようになりました。
10月から12月の3か月間だけでも90枚も書いていただいており、時間がなく忙しい中でわざわざ書いてもらえていると社員からも感じることができるので、現場のモチベーションアップにもつながっています。